創作紹介・隠れ姫
【創作紹介・隠れ姫①】柳生旻子を主人公とした、江戸時代初期の江戸を舞台にしたお話。本筋は旻の独り立ち周りの話になるはずだが、特にまだ整理してない。とりあえず旻周りの柳生家内の問題は置いといて、旻・廸仁・お銀と廸仁の妹のお友達な関係が分かってればいいんじゃないかな、って感じです。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 3, 2019
旻姫
【創作紹介・隠れ姫②】
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 3, 2019
柳生旻子。通称、旻姫。貧農民の母の元に生まれるが7歳の頃に亡くし、父である柳生宗矩に引き取られる。女ながら剣術を習っており、自分の身くらいは自分で守れる程度の腕はある。が、そのせいで女らしさや武家の姫らしさに欠けている自覚はあり、悩みの種になっている。
友人の廸仁とは、柳生家に引き取られた翌年の神田祭で出会った。廸仁と外出する時は、廸仁の遠い親戚で通している。別邸で存在を隠すように暮らしており、柳生家の一員なのかそうでないのか微妙な立ち位置にいる。出自とそれが原因でか、本邸の一部の者からは疎まれている。差しているのは脇差。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 3, 2019
廸仁
【創作紹介・隠れ姫③】
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 16, 2019
相木廸仁。身分は下級武士で、旻姫の護衛を務めている。旻姫の最初の友人で、彼女の一番の理解者。旻姫が剣を習おうと思ったキッカケ。たまたま行っていた神田祭で一人で泣いている旻姫を見つけて声をかけたことがキッカケとなり、その後柳生家に仕えることとなる。
父はすでに他界しており、相木家は彼の俸禄と母親の内職で生活をしている。剣の腕は旻姫よりも上。人を斬った経験もあるが、旻姫には伏せている。旻姫に対しては恋慕と憐憫がない交ぜになったような感情を抱いているが、周囲にはひた隠している。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 16, 2019
お銀
【創作紹介・隠れ姫③】
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 18, 2019
お銀。旻姫と廸仁の友人で小間物商店の娘。上方の出身で元々大阪の方で暮らしていたが、親が将軍のお膝元である江戸で商売をするために越して来た。そのため、上方言葉(関西弁)と江戸言葉が混ざった変な方言を喋るようになっている。
町で偶然知り合った旻姫と意気投合し、それ以来ずっと個人的な付き合いを持っている。まったりのんびりな性格をしており、旻姫や廸仁と甘味を食べながらおしゃべりをして過ごすのがお気に入り。そんな性格のためか滅多なことでは動じず、肝が座っているように見られることが多い。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 18, 2019
本人に言わせると「これでも十分驚いとるし、肝も冷えとるんやけどねぇ」らしい。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 18, 2019
旻姫のことを心から信頼しており、同時に彼女の境遇のことを知っており、心配している。
おりん
【創作紹介・隠れ姫④】
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 21, 2019
相木凛花、通称:おりん。廸仁の五つ下の妹。廸仁が父親代わりなためか兄への愛情が異常に強い。
物腰や口調は礼節を重んじて丁寧だが、相手によっては言葉に毒を含めることもよくある。性格は強気でやや我儘。
廸仁の待遇から上級武士に対して偏見を抱いておりあまり好いていない。そのせいで兄をこき使う(おりん視点)旻姫にはツラく当たることがあるが、彼女のことを知っていくうちに態度は軟化していっている。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 21, 2019
お銀のことは旻姫とは違い、年上の理想のお姉さんとして慕っている。
十兵衛
【創作紹介・隠れ姫⑤】
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 23, 2019
柳生十兵衛三厳。柳生家の長男で、旻姫の兄。旻姫の存在を認めており、気にかけてはよく相談に乗っている。
性格は粗野な方で酒好き。酒癖は悪く、家族は彼が酒を飲まないように目を光らせているが、それをかい潜っては飲んでいる。
第三代将軍・徳川家光の元に出仕していたが、数年前に自らの失態で致仕し、大和柳生の地に引っ込んでいる。ことになっているが、その割には江戸と大和柳生の地をよく行き来して、旻姫の所にも顔を出している。旻姫とは九違い。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 23, 2019
父・宗矩の剣才を受け継いだ剣の達人だが、人前で抜くことはまずなく、他流試合も棄権、放棄する。彼が剣を抜く時は確実に相手の息の根を止める必要がある時だけである。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 23, 2019
死後、隻眼の剣豪として描かれ愛されることをこの時の彼はまだ知らない。
【創作紹介・隠れ姫⑥】
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 25, 2019
前回書いたSS。酒癖がひどい十兵衛様が読めるのはこちらです。
今回書いてるのは一応話が繋がっているので読んでいただけたら嬉しいです🤗
https://sengenzakura.com/other/illust/hanami-sake
数えたら8年前の文章だそうで。おりんちゃんの表記とか直した時に軽く読み直したのですが、今だったら書かなそうな内容で(笑)8年も経てば、倫理観変わるんですねぇ。
— 瑞代 あや (@mizushiro_aya) March 25, 2019