ただいま見参!想起録 あとがき出張編(※2016/11/29追記)

ただいま見参!ようやく完結しました!
第三話のあとがきでもう書くことないかな―とか思ったんですが、あれやこれやの裏話まだありそうだったので追加で書いていきますね。

ネタバレありですので、先にただいま見参!想起録 第三話まで読了の上で読まれることを推奨します。

和丸と由利について

なんか最終的に由利に救われた和丸が今度は由利を救うみたいな展開になってたのに書き終わった後に気がついた。
気づいた時の私「あれ?うわー。まいっか」 そんな展開全く考えてないし意図してなかったヨ。
ちなみに由利がいつから和丸のこと好きだったかは由利自身が知らないので誰も知らない。

菜津と七助の件

最後の最後でさすがに菜津このままじゃダメじゃね?という親心からこうなった。
ただ、別にいますぐどうこうという話ではないですこれ。近い将来そっちに気持ちが向くといいね的な感じです。
菜津も長の屋敷での奉公自体は変わらないですしね。
先代は菜津に対して娘以上の感情はどうしても持てないのと、菜津もそれに薄々気づいてるのでこういう形になりました。
じゃあ、菜津を娶れるとしたらどういう殿方かなー?と出てきたのが七さんです。 七さんなら菜津の先代への恋心もまとめて大事にしてくれる……と信じてます。

幼少時由利の暴走について

想起録第三話作中で由利が「たぶん村人も殺してる」と発言してましたが、由利自体は誰を殺したかは全く覚えていません。唯一覚えてるのが頭領は真っ先に殺したことだけです。(目の前にいた母親の仇だからね!)
で、実のところですがあの時点で生き残ってた村人は殺してます。どのくらい生きて動いていたかは決めてないので知りませんが。
理性ぶっ飛んで暴走してた由利は動くもの対象に殺していたので、見境がなくなってます。兄ちゃんが生き残れたのは綺麗に気絶していたので由利に見つからなかったのと建物の中にいた事といた建物が燃えなかったという幸運の上でのことでした。
さらに先代に見つけてもらえなかったの?ってところですが、最初は由利があの状態で焦っていたので気づかなかったんですが、一度戻ってる間に彬光さん覚醒していなくなるという入れ違いが起きています。
最初は由利の目の前で母親が殺されるくらいだった気がするんですが、とりあえずそれで暴走するにしても子供の力で大人を殺るのはいささか無理ねーか?からのなんか最終的にあんな展開になってた。

彬光兄さんが由利の嘆願通り彼女の首を斬ろうとしたところ

ぶっちゃけ最初から斬る気なかった。あんど誰か部屋に近づいてるなーってのは気づいてた。
で、そろそろ向こうの里から到着する頃かなー(政務はただの時間稼ぎ)てんで、あれ全部フリでした。
そして和丸が無駄なく回収していきました。ちゃんちゃん。

「おかえり、あたし」とか和丸が由利の手をにぎる場面とか

「おかえり、あたし」は夢喰いメリーから拝借。この作品のメリーが自分の存在理由を思い出すシーンが印象的だったのでつい思わず。夢喰いメリーのここの盛り上がりすごい好き。なぜアニメでやらなかったのか……。
由利が「一人じゃこわい」と言う前に和丸が彼女の手をにぎる場面辺りの文章ですが、ここは近藤晃央さんの宇宙兄弟ED『テテ』から。前にぽろっとTwitter辺りで呟いたことがあるんですけれど、アニメで初視聴して「なにこの和丸曲」ってなってから私の中で和丸のイメソンになってる曲です。 文章書く時は基本音楽聴かないけれど、想起録の絵とか描く時はめっちゃループ再生してた(笑)
あ、他に個人的ただいまのイメソンは本編『鳥の詩』、想起録『激動』だったりします。(これも一緒にループ再生してた)
この辺は気づいた人だけふふってなってくれたらいいなーくらいの要素ですはい。

テテ

テテ

  • アーティスト: 近藤晃央
  • 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
  • 発売日: 2012/12/05
  • メディア: CD amazon.co.jp

AIR オリジナルサウンドトラック

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  • アーティスト: ゲーム・ミュージック
  • 出版社/メーカー: Key Sounds Label
  • 発売日: 2002/09/27
  • メディア: CD amazon.co.jp

激動/Just break the limit!

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  • アーティスト: UVERworld,TAKUYA∞,Satoru Hiraide
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 2008/06/11
  • メディア: CD amazon.co.jp

百衣ちゃんについて

百衣ちゃんを出したのはひとえに「桃琥と安杏の間に恋愛関係は生まれねえぞ」っていう私の主張です(笑)
ここだけは譲れない。
まあ想起録第三話ラストではまだまだ百衣→桃琥→由利ですがね。百衣ちゃん頑張って。徳乃さんよろしく頼まぁ。

双子と志乃さん

想起録第三話で初登場だったわけですが、絵チャでらくがきしたキャラとして出さないのももったいないかなーと完全にサービスで出してました。出番あってよかったね!

想起録第二話で桃琥が深夜に抜け出してた理由

本人は気づいてないですが、この時点で桃琥は第三話の賊の頭の気配に気づいて様子を見に行ってました。
残念ながら?エンカウントしなかったのでそのまま気のせいだと本人はすっかり忘れております。

由利と葉助について

この二人似た者同士だよなーとずっと思っていまして。
というのも、この二人かなり無意識下で家庭を持つことに恐怖心というか抵抗感というかそういうもの持っているので。しかもその原因はそれぞれの過去なのでまあうん。
由利は自分がああいう子供時代を過ごしてしまったわけで子を持っても育てる自信がないといいますか。
葉助も似たようなもので自分にあのクソ親の血が流れてると思うと家庭を持つ気になれないそうです。
で、由利が子を産む決心をして前に進んだのを見て葉助くんも覚悟決めて家庭持ってくれないかなーなんて思ったり思ってなかったり思ったり。

未消化ネタ

ないことはない。
双子が会ったことがない長男の初陣を助けに行こうとする話とか、菜津の髪留めの話とか。
あと未消化ではないけれど、由利の過去はなんか短編一話書けそうな量になりそうだったので会話のみの説明にまで削ってたりします。
気が向いたらどこかで消化するかもしれないですがどーかなー。

たぶんこのくらい(このくらい?)かなーと。
また読み返して(いつになるかは知らぬが)出てきたら追加してくかも。
ではでは。


-2016/08/14追記-

由利の一人称について

記憶と感情が戻ってから由利の一人称が「私」→「あたし」に変わっているのはわざとです。
作ってる自分から素の自分に戻ったという意味合いで。
公式の場では変わらず一人称は「私」です。

静と葉助について

里に身を寄せてお勉強させてもらってしばらくくらいに二人ともあの時殺されるはずだったのが静だけだった事実に気付いてる。けどお互い何も言ってない。
どっちにしろ静に手を出すのはこの時点から葉助にとって地雷だったのでたぶん結果は多少悪い方向に転がるだけ。

籐夜さんについて

ずっと伏せてたけど、いいやと思って軽く半生を紹介。
静・葉助の父親の弟。二人の叔父。二人と同郷だが、兄に食べ物を譲るため子供の頃に自ら山に入る。その時、偶然にも忍びに出会い、里に連れてってもらった。
由利の義父親とはほぼ同年で一緒に修行してる。が、里の方針は「お金があるに越したことはないががめつく程ではない」なので適度にお金を稼ぐようなところだった。で、当然、先代もそれを踏襲している。
籐夜さんとしては家族に食わせるためにとにかくお金が欲しかったのでその考えに反発。最終的に喧嘩別れみたいな形で里を出ていき、もっとがつがつお金稼げそうな人を探して弟子入り、且つ、仕えるようになる。
ある程度まとまった収入を得られるようになったらいくらか残して食べ物に換金しつつ、兄の元へ運ぶようになる。葉助とはこの時のどこかで知り合ってる。
本編・想起録の時間軸でも変わらず定期的に兄のところに足を運び続けてます。
ちなみに、彼の中の優先順位は「兄>>義姉>甥・姪」です。


-2016/11/08追記-

和丸のお仕事について

和丸がこっそり由利についてってるのは事実だけれど、あれは半分は長に護衛を依頼されてたから。もう半分は本人の意志です。
彼のお仕事の大半は実はこれでした。


-2016/11/11追記-

想起録第三話制作裏話

これ全く書いてないことに今更気が付きました(笑)
まあ色々執筆が難航してたんですが、その辺りをゴリゴリと書いていきましょう。

まずはこれ。一つ目は全くの無関係ながらも嘘予告なので一応混ぜた。ということでこれ以上の説明は割愛。
この後の二つ目と三つ目は実際に想起録第三話のネタとしてあったものをいじったものになります。

二つ目の元は、由利が先代の部屋で一つの短刀を見つけるんですが、それが由利があの夜に使った短刀だった。長が回収、由利に見つからないように保管していた。ちなみに母親の形見でもある、装飾のない守り刀。
それがあの夜に由利に使われたことで十分すぎる血を吸って妖刀化していて云々って流れの中で由利が記憶を取り戻す流れでした。
葉助が云々っていうのは更に元のネタだったりする。
葉助+妖刀ネタメモを思い出す→そういやそんなネタもあったな→使えねーかな→上記ネタでの消化を考えるも「ねーな」で終わる。

三つ目の元は実は一番最初の流れでした。
この時は子鬼の姿をした悪鬼が由利を利用して悪事を働いてました。で、由利が幼児返りしたのも悪鬼が同じ悪鬼がとり憑いて〜って感じで、由利が追体験を終えたら確かもう一回由利の心を食べようとしてたんだったかなドウダッタカナ。
この時だと、確か由利が感情や記憶を失くしたの、悪鬼が食べたからって理由になってた気がする。
しかし、かなり現実主義で書いてるただいまでこういうオカルト悪鬼を堂々と出すのはどうだろうか(って妖怪出しといて言ってんじゃねーよってつっこみたい)。

からの、最終的に盗賊退治に落ち着いたんですが、盗賊ネタもどっかからぽっと出てきたのをこれで消化するかって絡めた気がします。――きっかけを覚えてないぞ……!?
盗賊退治ベースで書くぞ!って決まったところでガリガリ書き始めたんですが、途中の話の流れを何回か書き換えてます。Twitterで何回か愚痴ってるから見てる人は知ってるかもしれない(笑)

どこかって言うと、由利が記憶を取り戻して暴走した辺りですね、はい。
ちなみに、由利が頭蓋骨グサグサしてた辺りは電撃文庫から発売されているMissingの文体を思いっきり意識してます。由利の狂気をどう出すかって考えてあんな(Missing)感じだよなーと。あの文体マスターしたらエグいホラーはいくらでも書けるようになる気がするのでオススメですよ。ガチホラーなので苦手な方は御注意ください。でも文体が記憶に残るほどおもしろかったです。

Missing 文庫 全13巻完結セット (電撃文庫)

Missing 文庫 全13巻完結セット (電撃文庫)

  • 作者: 甲田学人
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2005/06/01
  • メディア: 文庫 amazon.co.jp

おっと話がずれました。引き戻しまして、あの辺り、和丸が負傷するタイミングが最初と最終版とでずれていたりします。最初のだと和丸はあの時点で毒で負傷していて、由利と桃琥の前に出るのが菜津。そこに葉助が助っ人にやってきて菜津が後ろに下がるって感じで、由利と盗賊の頭の間に葉助しかいない状態だったんですね。
ここから由利が刀を奪う対象が葉助のみになりまして、由利の速度と葉助の反射神経との戦いになるわけですが、ここで由利の刀の奪い方に三パターンくらいあった気が。
とりあえず腕ごと持ってくってのは書く前に却下しました。ご安心ください。ただ、暴走中の由利だと腕ごと持っていける力はあるだろうからなぁ……。
一応、ただいまは五体満足ハッピーエンド目標なので基本的に欠損はやらないですよ。
で、一回書いたのは葉助の手が負傷するパターンだったかな?からの→最後は刀を投げ出して負傷しないパターン。
負傷したパターンでは傷自体はひどいものじゃかった(記憶があるけど覚えてない)んですが「怪我してんだから使うんじゃねえ」って静あたりに包帯ぐるぐる巻きされてて由利が勘違いして青ざめるシーンがありました。
なんでこの流れやめたかって、理由は二つ。

  • 「和丸がこれで負傷するだろうか……いや、ない気がする……」という和丸の戦闘力と負傷の仕方に疑問が残った。
  • 葉助負傷+武器損壊って流石に被害がかわいそう過ぎる……。由利が弁償するだろうけどううん。

で、最終的にあーなったです。

他はラストの方を色々省いたくらいで(あとがきに書いてあったようなやり取り)、大まかな変更はないかな。
本当にあの辺りが特にツラかったですはい。
流石に長くなりましたねー。これ想起録三話の方のあとがきに追記なんてとてもできねーや(乾笑)


-2016/11/29追記-  

由利が和丸に嫌われると思った根本的なところについて

和丸が自分の両親を心底敬愛していることを知っているから。
それに対して、由利は親殺しをしているから。だからバレたら軽蔑されると思った。


☆補足

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