四、叔父の心甥知らず

ただいま見参! 口はしあわせの元

あとがき

ただいま見参! 短編集をお読みくださりありがとうございます! ちなみに短編集に番号を振っていますが、二つ目を出す予定は現時点ではありません!

さて、今回なんと葉助メインの話が四本です。うち一本はブログからの収録ですが、三本も書き下ろしてしまいましたよ。なんてこったい。

これでわかったのは、なるほどどうも「あのキャラ好きです!」と言われ続けると短編集一つ書きあげてしまうようですね、私。

はっは、なんてこったい。

話を戻しまして「葉助よ、いい加減嫁さん迎えろ」ってことで、想起録終了後の彼の恋物語がメインです。

って言うほど恋愛描写ないですけどね。でも、何気考えたらただいまの中ではこの二人が真面目にお付き合いしているという事実。

和丸と由利の間にお付き合い状態は存在していませんし。由利にいたっては「恋? なにそれおいしいの?」状態ですし。桃琥と百衣は……どうだろう? 桃琥がまだ自覚してn(略)

しかし戦国って時代で自由恋愛しやがって……!

お相手像に散々悩んで、最終的に表情がコロコロ変わって感情がわかりやすく、裏が持てない働き者の少女になりました。本人は隠しているつもりでダダ漏れってやつです。

たぶん、そのくらいわかりやすい方が葉助は安心しそう。

名前がカタカナ表記なのは漢字が当てられていないからです。ひらがな表記にするとわかりにくいので。あとは、コウって読みの漢字ならどれでも当てはめられるなーと。

余談ですが、由利や桃琥以外のメインキャラも、最初は漢字表記ではありません。

自分が字を覚えた後に好きな字を当てています。例外なのは「春輝」で、これは親に名前の意味を聞いていたのでそれからつけています。

なので、コウも今後もしかしたら、自分の名前に漢字を当てることがあるかもしれませんね。

第一話の少年と少女は、葉助と志乃の出会いのお話です。この時のことがキッカケで志乃は一時的に葉助に興味は持ったかもしれないけれど、まあそれで終わっています。葉助が徹底的な仕事人間だと悟って「ああこりゃダメだな」って。

そんな仕事人間葉助くんですが、第二話、三話のコウ相手でも、最初は完全に一線を引いています。が、静の一言がキッカケで取っ払われています。間違いなくエムブイピーは静ですよね。助演女優賞を差し上げたいです。

とまあ、それまで彼は本当に自分には関係ない人だと考えていました。しかし、なんでここの男どもって感情より理性の方が強いんでしょう。おかしくないか?

本当は「一緒になってください」まで言わせたかったのですが、拒否されました。これについては後から考えて「私が悪かった、すまん」と。

お前、嫌いな両親の血が流れてるから結婚したくないんだったな、それを解決せずに結婚してくださいなんてそりゃ言えないよな、と。

まあ、由利が子を産んだことをキッカケにコウの方から

「ご両親のことは存じませんが、私があなたの子を生みたいんです!」

とかまたきっと口走ってくれる(キッカケを与える)んじゃないかなって信じています。おい、いい加減にしろよ、手のかかる男どもだな、全く。

ちなみにコウにこの台詞を言わせたいがためにもう一本書けないかなー? と考えたのですが、ちょいと筋も全く考えてなくて無理でした。ご了承ください。

ところで、コウは多分一生さん付けだと思うけれど、葉助はどうだろう? 一緒になってしばらくはそのままさん付けな気はするけど、どこかで呼び捨てになりそう。いや、結婚していきなり呼び捨てになるのも不自然な気がするだけなのですが。

第四話のあれはおまけです。文章も短いし、書き下ろしではなくブログからの収録ですので。ただし、収録ってことで軽く加筆修正はしております。

変更点としては、両親が嫌いなのは葉助の逃げなのに変わりないのですが、葉助やっぱり両親のこと受け止めてないよってことですかね。あれで、別れて、終わっています。

やはり何度考えても葉助が両親のために涙を流すとは到底思えない……!

さて、こんなあとがきまでお読みくださり、本当にありがとうございます。

ただいまをまた書くことがあるかはわかりませんが、また次の作品でお会い出来ればと思います。

それでは。

二〇一七年 一〇月 瑞代あや

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