天空の喪失
小説
- 掲載日
- 2014/10/05
- 更新日
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その力はやがて天空をも飲み込むだろう——
カーナシティに住む少年・テイルはある日、レイラという少女と出会う。
癒やしの力を持つ少年と、破壊の力を持つ少女が出会った時、
誰も望まなかった運命が動き出す。
カーナシティのパン屋『アテルナ』で働く孤児の少年。両親は不明。偶然レイラを助けたことで彼女と同じ学校に通えることになる。
傷を癒やす力を使うことができ、力を使用する時は額に六芒星が浮び上がる。
ベルマークシティ良家の一人娘。カーナシティで誘拐未遂に遭い、テイルと出会う。
文武両道で、見かけとは裏腹に大人顔負けの腕力を持っている。人に教える時は外見に似合わずスパルタ。
テイルとは正反対の破壊の力を持っており、力が発動する時は額に五芒星が浮かび上がる。
ベルマークシティ近く山中の洞窟の中にいた妖精。レイラを主人マスターと決めついてきた。
生意気な性格で声が高い。レイラには懐いているが、テイルとは喧嘩するほどの仲。
人には使えない魔法を自由自在に操れる。